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僧侶 川村妙慶さんの講演に参加して

みなさん、こんにちは。

千葉県香取郡東庄町/てるてるヨガ健康サポートの野口照代です。

 

2019.9.18(水)昨日は一日中雨が降り、時折、激しい雨に見舞われました。

ここ数日、朝晩と冷え込み、昨日も肌寒さを感じた一日でした。千葉県は台風15号の上陸から10日を迎え、今なお停電や断水が続いている地域があります。福島や秋田など東北電力からの応援の車も見かけます。一日でも早い全世帯の復旧を願っています。

 

そんな状況の中、午前のスタジオ&meのレッスンを終え、午後2:00~ 茨城県行方市にある茨城県女性プラザ/レイクエコーに男女の仕事と生活の調和推進事業公開講演会「100倍楽しくなる仕事と人生」を演題とした川村妙慶さん(真宗大谷派僧侶・アナウンサー)の講話を聴きに行きました。

妙慶さんは、日々ご自身が思っていることを仏教の視点からブログを「日替わり法話」として毎日更新をしているそうです。

17日成田に泊ったこと、昨日の講話のことも早速記事に取り上げていました。

日々100件近いメールでの相談があるそうです。そんな事例を交えながら分かりやすくお話をしてくださいました。

 

講話の中なかで特に印象に残ったことは、人間の心は便利な世の中になればなるほど大変になる。思い通りにならないというジレンマから自分の心を自ら苦しめている。そして、人間はすぐ答えを求めたがり、善悪、白黒、+-、〇✖、勝負、健病、若老、と他人と比較をしたがる。答えを求めるのではなく、「なんでかな?」と自分に問いでみてはどうかと。

そして、人と比較することに本当の幸せはないと… また、人間関係で勝ち負けをつくらないこと。

煩悩のひとつにがあり、他人と比べて自分を誇ったり、過剰評価して思い上がる心を慢といい、人より勝っていれば優越感となり人に自慢をし、更には傲慢になり、最後は有頂天となる。有頂天になった後は、誰かに突かれ下げ慢となり今度は劣等感を感じて自分を苦しめてしまう。過去と他人は変わらないもの。

ならば、相手の声を聴き、響感(ひびき合う心)を大切にしてみてはどうかと。

人は失敗してもいつからでもやり直すことができる。漢字に「正」しいとは、字のごとく、失敗して立ち「止」まる。そして「一」新たにスタート、「一」をもって「止」む。過去にとらわれず、一度立ち止まってからまた一からスタートすることで、正しいに繋がって行くのではないかとおっしゃっていました。

 

「負けて信をとれ」、「ありがとうの感謝の言葉」を忘れない。

これからが、これまでの人生を決め、過去が生き、転じてくるのではないかと言葉を残してくれました。

 

川村妙慶さんのこれまでの経験や沢山学んできたこと、また仏教の教えを元に人生において大切なことを教えて頂きました。

この時間を大切に、これからの人生に活かして行きたいと思います。

 

今日の日に感謝いたします。(合掌)